トップページへ戻る
メルマガ(第89幕)へ戻る


明治18年時点の京都府庁の建物(1)


二の丸御殿の現況

現在の二の丸御殿周辺。
現存建物がオレンジ色(国宝)と黄色(重要文化財)に塗られている。

売却された建物

これまた本邦初公開の図面。『二條離宮引渡一件』の
「二條離宮内ニ在之仮建物取払売却代価直積帳」の添付図である。
明治18年時点の左図と同じ範囲。取り払い予定の
府庁増築建造物が茶色に塗られている



二條離宮引渡一件

京都府立総合資料館所蔵の
『二條離宮引渡一件』の表紙

明治18年の京都府庁

文書から、上の拡大図に当時の建物の名称(斜体)を落としてみた。
太字は現存建物。



二條離宮引渡一件の中身

上の図にある「三号」・「四号」等の説明がある箇所の抜粋。
第3号は「人民溜ヨリ受付所ヘ通廊下瓦葺壱棟」、第4号は「人民溜ヨリ人民応接所ヘ通土間廊下瓦葺壱棟」とある。



inserted by FC2 system